インプラント

インプラント治療とは

インプラント治療とは、むし歯や歯周病、事故などによって歯を失ってしまった部分に、人工の歯根であるインプラント体を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、噛む機能や見た目をできるだけご自身の歯に近い状態へ回復させることを目的とした歯科治療です。入れ歯やブリッジといった従来の治療方法では、周囲の歯にバネをかけたり、健康な歯を削って支えにしたりする場合がありますが、インプラント治療では顎の骨に直接人工歯根を固定するため、周囲の歯への負担を抑えやすいという特徴があります。インプラント体には主に生体親和性の高い素材が用いられ、時間をかけて顎の骨と結合することで安定した土台となり、その上に装着する人工の歯は、色や形を周囲の歯に合わせて作製することで、自然な見た目に配慮されます。ただし、インプラント治療はすべての方に適しているわけではなく、顎の骨の状態や歯周病の有無、全身の健康状態などを確認したうえで判断する必要があります。特に歯周病がある場合には、まずお口の中を健康な状態に整えることが重要であり、治療の流れや期間、術後の管理についても十分な説明を受け、理解したうえで進めることが大切です。歯を失った際の治療方法にはそれぞれ特徴があるため、インプラント治療を含めた複数の選択肢の中から、ご自身のライフスタイルや将来のメンテナンスまで見据えて、納得できる方法を選ぶことが重要といえるでしょう。

メリット
  • 自然な見た目と噛み心地が得られ、自分の歯のように食事や会話ができる
  • 周囲の歯を削らずに治療ができる(ブリッジとの大きな違い)
  • 適切なケアで長期間の使用が可能(10年以上使用できるケースも多数)
デメリット
  • 外科手術が必要なため、腫れや痛み、出血などのリスクがある
  • 全身の健康状態や骨の量によっては治療ができない場合がある
  • 保険が適用されないため、自費診療となり費用が高額になる
費用
275,000円~437,000円(税込)程度
※埋入する本数や骨造成の有無、被せ物の種類などにより異なります。詳細は診断時にご案内いたします。
治療期間
3〜6か月程度が一般的です。
(埋入手術→骨との結合期間→人工歯の装着まで)
※骨の状態や追加処置(骨造成など)の有無によって期間が前後します。
回数
4〜6回程度の通院が目安です。

こんなお悩みはありませんか?

  • 歯がグラグラして噛みづらい
  • 抜けた歯の治療のためにブリッジで健康な歯を削るのは避けたい
  • 入れ歯を使いたくない
  • 歯が抜けたまま放置している
  • インプラント治療に興味がるけど外科手術に不安を感じる
  • 過去にインプラント治療を断られた
    など

世界3大インプラントメーカー「アストラテック」を採用

世界3大インプラントメーカー「アストラテック」を採用

アストラテックインプラントは、世界的にシェア率の高いインプラントメーカーであるスウェーデンのアストラテック社が提供するインプラントです。大きな特長は、骨との結合が非常に早いことです。そのため、治療期間を短縮でき、身体への負担も少なく、比較的早い段階で噛めるようになります。また、さまざまな太さや長さのインプラント体があるため、患者様一人ひとりのあごの骨の状態に合わせた適切なインプラントを選ぶことができます。

持病がある方や難症例にも対応

インプラント治療に関心はあるものの、「持病があるため治療を受けられるか不安」「他院で難しいと言われたことがある」といった理由から、一歩踏み出せずにいる方も少なくありません。インプラント治療は外科的な処置を伴うため、全身の健康状態やお口の中の条件を十分に考慮したうえで、慎重に判断することが大切です。当院では、糖尿病や高血圧などの持病をお持ちの方、服薬中の方、過去の治療歴が複雑な方についても、まずは現在の全身状態や口腔内の状況を丁寧に確認し、インプラント治療が可能かどうかを総合的に判断しています。必要に応じて、かかりつけ医や医科との連携を図りながら、安全性に配慮した治療計画を検討することもあります。また、顎の骨の量が不足している場合や、歯周病が進行している場合など、いわゆる「難症例」とされるケースにおいても、事前の検査を十分に行い、治療の選択肢やリスク、考えられる対応方法について分かりやすくご説明したうえで、無理のない方法を一緒に検討していきます。すべての方にインプラント治療が適しているとは限りませんが、「難しいかもしれない」と感じている段階でも、まずは正確な状態を知ることが重要です。当院では、安全性と長期的な安定を重視し、患者様一人ひとりの状況に合わせた判断を大切にしていますので、持病がある方や過去に治療でお悩みを経験された方も、どうぞお気軽にご相談ください。

オーバーデンチャーも可能です

歯を多く失ってしまった方や、現在お使いの総入れ歯が合わずにお困りの方の中には、「インプラント治療に興味はあるものの、すべてをインプラントにするのは不安」「外科処置や費用面が心配」と感じている方もいらっしゃるかと思います。そのような場合の選択肢の一つとして、インプラントオーバーデンチャーという治療方法があります。オーバーデンチャーとは、数本のインプラントを顎の骨に埋め込み、それを支えとして入れ歯を安定させる治療方法で、入れ歯のズレや外れやすさを抑えやすいという特徴があります。通常の総入れ歯では、噛んだときに動いてしまったり、食事や会話の際に違和感を覚えたりすることがありますが、インプラントを固定源とすることで、入れ歯が安定しやすくなり、噛み心地の改善が期待できる場合があります。また、すべての歯をインプラントにする治療と比べて、埋め込むインプラントの本数を抑えられるケースもあり、身体的な負担や治療計画の面で検討しやすい場合があります。ただし、オーバーデンチャーが適しているかどうかは、顎の骨の状態や全身の健康状態、現在使用している入れ歯の状況などによって異なります。当院では、事前に十分な検査を行い、オーバーデンチャーを含めた複数の治療選択肢について、それぞれの特徴や注意点を分かりやすくご説明したうえで、患者様にとって無理のない方法を一緒に検討しています。現在の入れ歯に不満がある方や、インプラント治療に不安を感じている方も、まずはご自身に合った治療方法を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

メリット
  • 入れ歯がしっかりと固定されるため、噛む力が強くなり食事がしやすい
  • 話すときや笑うときに入れ歯が外れにくい
  • あごの骨への刺激が加わるため、骨吸収を抑える効果が期待できる
デメリット
  • 外科手術が必要なため、腫れや痛み、出血などのリスクがある
  • 通常の入れ歯より費用が高額(自費診療)
  • 定期的なメンテナンスが必要(清掃・アタッチメントの交換など)
費用
500,000円~1,000,000円(税込)程度
※インプラントの本数や入れ歯の設計、材料によって費用が異なります。
治療期間
約3〜6か月程度が一般的です。
(インプラント埋入→骨との結合期間→入れ歯の作製・装着まで)
※骨の状態や追加処置の有無により期間は前後します。
回数
5〜7回程度の通院が目安です。

日本口腔外科専門医によるインプラント治療

インプラント治療は、顎の骨に人工の歯根を埋め込む外科的な処置を伴う治療であるため、安全性や正確性が非常に重要になります。当院では、口腔外科分野に精通した歯科医師がインプラント治療を担当し、専門的な知識と経験をもとに、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。口腔外科は、歯や歯ぐきだけでなく、顎の骨、神経、血管など、お口まわりの構造を総合的に診る分野であり、インプラント治療においても、これらを正確に把握することが欠かせません。特に、顎の骨の状態が複雑な場合や、神経や血管が近接しているケース、過去に外科処置を受けた経験がある方などでは、より慎重な診断と治療計画が求められます。当院では、事前に各種検査を行い、インプラント治療が可能かどうかを丁寧に判断するとともに、治療の流れや考えられるリスクについても分かりやすくご説明します。また、持病をお持ちの方や全身状態に配慮が必要な方についても、状況を確認しながら無理のない治療計画を検討します。すべての方に同じ治療を行うのではなく、安全性と長期的な安定を重視したインプラント治療を心がけている点が当院の特徴です。外科処置に不安を感じている方や、インプラント治療について詳しく知りたい方も、まずは安心してご相談ください。

日本口腔外科専門医とは

口腔外科専門医とは

日本口腔外科専門医とは、日本口腔外科学会が定める厳格な基準を満たし、口腔外科分野において高度な知識と経験を有すると認定された歯科医師のことを指します。口腔外科は、歯や歯ぐきの治療にとどまらず、顎の骨、口腔内の粘膜、神経、血管、顎関節など、お口まわり全体を対象とする専門分野であり、外科的処置を含む幅広い診療に対応することが求められます。日本口腔外科専門医の認定を受けるためには、一定年数以上の臨床経験を積み、多くの症例を経験したうえで、学会が定める研修や試験に合格する必要があります。また、専門医資格は一度取得すれば終わりではなく、継続的な研鑽や学術活動を通じて、最新の知識と技術を維持していることが求められています。そのため、日本口腔外科専門医は、外科的な判断力や安全管理に関する知識、全身状態を考慮した治療計画の立案などにおいて、専門性の高い視点を持っているとされています。インプラント治療においても、顎の骨の状態や神経・血管の位置を正確に把握し、リスクを考慮したうえで治療を進めることが重要であり、口腔外科分野に精通した歯科医師が担当することで、より慎重で的確な判断が期待できます。ただし、専門医であってもすべての治療が必ず成功するというものではなく、患者様一人ひとりの状態に合わせた診断と十分な説明が欠かせません。日本口腔外科専門医とは、専門的な知識と経験を背景に、安全性と適切な治療を重視する歯科医師であり、外科的処置に不安を感じている方にとって、一つの安心材料となる存在といえるでしょう。

清潔で安全な治療環境

インプラント治療は外科的な処置を伴うため、治療技術だけでなく、治療を行う環境の清潔さや安全管理も非常に重要な要素となります。当院では、患者様に安心してインプラント治療を受けていただけるよう、日々の診療において衛生管理と感染対策を徹底し、清潔で安全な治療環境の維持に努めています。使用する治療器具は、患者様ごとに適切な洗浄・滅菌処理を行い、衛生面に配慮した管理体制を整えています。また、治療中に使用するグローブやマスクなどのディスポーザブル製品についても、使い回しをせず、都度交換することで院内感染のリスク低減に取り組んでいます。さらに、診療スペースの清掃や消毒を定期的に行い、患者様が過ごす空間そのものを清潔に保つことも大切にしています。インプラント治療においては、治療前の準備から治療後の管理まで、一つひとつの工程を丁寧に行うことが、安全性の確保につながります。当院では、衛生管理を特別な取り組みではなく「当然行うべき基本」として捉え、日常診療の中で継続的に実践しています。治療に対する不安の中には、「衛生面は大丈夫だろうか」といったお気持ちも含まれることがありますが、そうした不安を少しでも軽減できるよう、目に見えない部分にも配慮した環境づくりを心がけています。清潔で安全な治療環境を整えることは、患者様の安心感につながるだけでなく、治療を円滑に進めるための重要な基盤であり、当院がインプラント治療において大切にしている考え方の一つです。

高い技術と豊富な経験を持つ歯科医師

高い技術と豊富な経験を持つ歯科医師

インプラント治療は、顎の骨の状態や噛み合わせ、全身の健康状態など、さまざまな要素を総合的に判断したうえで進める必要がある治療であり、治療を担当する歯科医師の知識や経験が重要な役割を果たします。当院では、インプラント治療に関する専門的な知識を有し、これまで多くの症例に向き合ってきた歯科医師が治療を担当し、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療を行っています。インプラント治療では、事前の診断や治療計画の立案が結果に大きく影響するため、顎の骨の形や量、神経や血管の位置、噛み合わせのバランスなどを細かく確認し、慎重に判断することが欠かせません。経験を積んだ歯科医師であれば、こうした情報を踏まえたうえで、想定されるリスクや注意点を把握し、無理のない治療計画を立てることが可能になります。また、治療中だけでなく、治療後の経過やメンテナンスまで見据えた対応ができることも、経験の積み重ねによる強みの一つです。当院では、技術だけを重視するのではなく、患者様のお話を丁寧に伺い、不安や疑問に向き合いながら治療を進めることを大切にしています。インプラント治療に不安を感じている方や、他院で難しいと言われた経験がある方にとっても、まずは安心して相談できる環境を整え、専門的な視点から適切な判断をご提案することが、当院の役割であると考えています。