有病者向け歯科診療

全身疾患をお持ちの方へ

全身疾患をお持ちの方へ

インプラント治療に関心はあるものの、「全身疾患があるため治療を受けられるか不安」「持病があって外科処置が心配」と感じている方も多いのではないでしょうか。インプラント治療は外科的な処置を伴うため、歯や顎の状態だけでなく、全身の健康状態を十分に考慮したうえで治療を進めることが重要です。当院では、糖尿病や高血圧、心疾患などの全身疾患をお持ちの方についても、現在の体調や服薬状況、既往歴などを丁寧に確認し、インプラント治療が可能かどうかを慎重に判断しています。必要に応じて、かかりつけ医や医科と連携を図りながら、安全性に配慮した治療計画を検討することもあります。すべての方に同じ治療を行うのではなく、患者様一人ひとりの状態に合わせて無理のない方法を選択することが、安心して治療を受けていただくためには欠かせません。また、全身疾患をお持ちの場合、治療前の準備や治療後の経過観察、メンテナンスも重要になります。当院では、治療の流れや注意点について事前に分かりやすくご説明し、不安や疑問を解消したうえで治療を進めることを大切にしています。全身疾患があるからといって、必ずしもインプラント治療が受けられないわけではありませんが、安全性を最優先に考え、適切な判断を行うことが重要です。インプラント治療について不安をお持ちの方や、他院で治療を断られた経験がある方も、まずは現在の状態を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

日本有病者歯科医療学会 専門医とは、日本有病者歯科医療学会が定める基準を満たし、全身疾患を有する患者様に対する歯科医療について、専門的な知識と臨床経験を有すると認定された歯科医師のことを指します。有病者歯科医療とは、糖尿病や高血圧、心疾患、脳血管疾患などの慢性疾患をはじめ、さまざまな全身疾患をお持ちの方に対して、安全性に十分配慮しながら歯科治療を行う分野です。一般的な歯科治療と異なり、全身状態や服薬内容、体調の変化などを考慮しながら治療計画を立てる必要があり、歯科だけでなく医科的な知識も求められます。日本有病者歯科医療学会 専門医の認定を受けるためには、一定期間にわたる臨床経験を積み、有病者歯科医療に関する研修や学術活動を行ったうえで、学会が定める審査をクリアすることが必要とされています。また、この専門医資格は取得して終わりではなく、継続的な研鑽を通じて最新の知識や治療方針を学び続けることが求められています。インプラント治療においても、全身疾患をお持ちの方の場合は、外科処置による身体への影響や治療後の回復過程などを慎重に見極めることが重要であり、有病者歯科医療の専門的な視点が治療判断の大きな支えとなります。ただし、専門医であってもすべての治療が可能というわけではなく、患者様一人ひとりの状態に応じた適切な判断と十分な説明が欠かせません。日本有病者歯科医療学会 専門医とは、全身の健康状態に配慮しながら歯科治療を行うための専門的な知識と経験を持ち、安全性を重視した診療を大切にする歯科医師であり、持病をお持ちの方にとって安心して相談できる存在の一つといえるでしょう。

  • 有病者向け歯科診療の経験が5年以上あること
  • 入院管理や救命救急センターでの全身管理研修を行っていること
  • 学会での発表や学術論文の執筆経験があること

有病者治療とは、糖尿病や高血圧、心疾患、脳血管疾患などの全身疾患をお持ちの方に対して、全身状態に十分配慮しながら行う歯科治療のことを指します。全身疾患がある場合、歯科治療が体調に影響を及ぼす可能性があるため、通常の歯科治療以上に慎重な判断と管理が求められます。当院では、有病者の方が安心して治療を受けていただけるよう、治療前に現在の病状や服薬内容、既往歴などを丁寧に確認し、必要に応じてかかりつけ医や医科と連携を取りながら治療計画を立てています。特にインプラント治療や抜歯などの外科的処置を行う際には、治療中・治療後の体調変化にも注意を払い、安全性を最優先に考えた対応を心がけています。また、有病者治療では「無理に治療を進めない」という判断も重要であり、全身状態が安定するまで待つ、治療内容を段階的に進めるなど、患者様一人ひとりの状況に合わせた柔軟な対応が求められます。当院では、治療のメリットだけでなく、注意点や考えられるリスクについても事前に分かりやすくご説明し、十分にご理解・ご納得いただいたうえで治療を進めることを大切にしています。全身疾患をお持ちだからといって、必ずしも歯科治療が受けられないわけではありませんが、安全に治療を行うためには正確な情報共有と適切な判断が欠かせません。有病者治療について不安や疑問をお持ちの方も、まずは現在の状態を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

全身状態の評価

治療を始める前に、かかりつけ医の先生と連携し、患者様の全身状態や持病について詳しく把握します。これにより、一人ひとりに合わせた安全な治療計画を立てることができます。

治療中のモニタリング

治療中は、血圧や血中酸素濃度などを常にモニターで確認し、患者様の全身状態を厳重に管理しています。万が一の事態に備え、迅速に対応できる体制を整えています。

救急体制の完備

急な血圧変動に対応する降圧剤や昇圧剤、またアレルギー反応(アナフィラキシーショック)に対応するためのエピペン(アドレナリン自己注射薬)も常備しています。
さらに、院内にはAEDも設置し、スタッフ全員が定期的なトレーニングを重ね、万が一の事態に備えています。

救急体制の完備
救急体制の完備

心臓疾患

心臓疾患をお持ちの方が歯科治療やインプラント治療を検討される際には、「外科的な処置を受けても大丈夫だろうか」「体への負担が心配」といった不安を感じる方も少なくありません。心臓疾患には、狭心症や心筋梗塞、不整脈、心不全などさまざまな種類があり、病状や治療状況、服薬内容によって注意すべき点が異なります。そのため、歯科治療を行う際には、お口の状態だけでなく、全身の健康状態を十分に把握したうえで、慎重に治療計画を立てることが重要です。当院では、心臓疾患をお持ちの方に対して、現在の病状や治療歴、服用中のお薬の内容を事前に詳しく確認し、必要に応じてかかりつけ医や医療機関と連携を取りながら、安全性を最優先に考えた対応を行っています。特にインプラント治療や抜歯などの外科的処置を行う場合には、治療中の血圧や体調の変化、治療後の経過にも十分配慮し、無理のない方法を選択します。また、心臓疾患をお持ちだからといって、必ずしも歯科治療やインプラント治療が受けられないわけではありませんが、治療の可否や進め方については、個々の状態に応じた判断が欠かせません。当院では、治療のメリットだけでなく、考えられる注意点やリスクについても分かりやすくご説明し、患者様が安心して治療に臨めるよう努めています。心臓疾患があり歯科治療に不安を感じている方も、まずは現在の状態を正確に把握することから始め、安心して相談できる環境づくりを大切にしています。

当院では、かかりつけ医と連携して服薬情報を確認し、手術中は生体モニターで体調を厳重に管理します。術後は止血剤や縫合を適切に行い、安全な治療を心がけています。

糖尿病

糖尿病をお持ちの方が歯科治療やインプラント治療を検討される際、「治療を受けても大丈夫だろうか」「傷の治りが悪くならないか」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。糖尿病は、血糖値が高い状態が続くことで全身にさまざまな影響を及ぼす疾患であり、歯科治療においても注意が必要な場合があります。特に、感染症に対する抵抗力が低下しやすいことや、傷の治癒に時間がかかることがあるため、外科的な処置を伴う治療では、全身状態を十分に考慮した対応が求められます。当院では、糖尿病をお持ちの方に対して、現在の血糖コントロールの状況や服薬内容、治療歴などを事前に丁寧に確認し、必要に応じてかかりつけ医と連携を取りながら、安全性を重視した治療計画を立てています。血糖値が安定している場合には、歯科治療やインプラント治療が可能となるケースもあり、必ずしも糖尿病があるからといって治療を諦める必要はありません。ただし、治療を進めるタイミングや方法については、個々の状態に応じた慎重な判断が欠かせません。また、糖尿病と歯周病には深い関係があることが知られており、歯周病の管理が不十分な状態では、インプラント治療を含む歯科治療の結果に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、当院では、お口の中の環境を整えることを重視し、歯周病の治療や継続的なメンテナンスにも力を入れています。治療のメリットだけでなく、注意点や考えられるリスクについても分かりやすくご説明し、患者様が納得したうえで治療に臨めるようサポートすることが当院の方針です。糖尿病があり歯科治療やインプラント治療に不安を感じている方も、まずは現在の状態を正確に把握することから始め、安心してご相談いただければと思います。

慢性腎臓病

慢性腎臓病(CKD)をお持ちの方が歯科治療やインプラント治療を検討される際には、「体への負担は大丈夫だろうか」「治療中や治療後に影響が出ないか」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。慢性腎臓病は、腎臓の働きが徐々に低下していく疾患であり、病状の進行度や透析の有無、服用しているお薬の内容によって、歯科治療において注意すべき点が異なります。そのため、歯やお口の状態だけでなく、全身の健康状態を十分に把握したうえで治療を進めることが重要です。当院では、慢性腎臓病をお持ちの方に対して、現在の病状や治療状況、服薬内容、透析の有無などを事前に丁寧に確認し、必要に応じてかかりつけ医や医療機関と連携を取りながら、安全性を重視した治療計画を立てています。特にインプラント治療や抜歯などの外科的処置を行う場合には、体調の変化や治癒の過程にも配慮し、無理のない方法や適切な治療時期を慎重に判断します。また、慢性腎臓病のある方では、感染予防や口腔内環境の管理がより重要になることがあるため、歯周病の治療や定期的なメンテナンスにも力を入れています。慢性腎臓病があるからといって、必ずしも歯科治療やインプラント治療が受けられないわけではありませんが、安全に治療を行うためには、正確な情報共有と慎重な判断が欠かせません。当院では、治療の可否や進め方について分かりやすくご説明し、患者様が安心して治療を受けられるようサポートしていますので、慢性腎臓病をお持ちで歯科治療に不安を感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。

その他の疾患

心臓疾患や糖尿病、慢性腎臓病以外にも、歯科治療やインプラント治療を検討する際に配慮が必要となる全身疾患はいくつかあります。たとえば、呼吸器疾患、肝疾患、自己免疫疾患、骨粗しょう症、甲状腺疾患、脳血管疾患の既往がある方、また長期にわたって薬を服用している方などでは、治療中や治療後の体調管理に注意が必要な場合があります。これらの疾患をお持ちの方は、症状の安定度や治療状況、服薬内容によって、歯科治療の進め方が異なることがあります。そのため、当院では治療前に現在の健康状態や既往歴、服用中のお薬について詳しくお伺いし、必要に応じてかかりつけ医や医療機関と連携を取りながら、安全性を重視した治療計画を立てています。特にインプラント治療のように外科的処置を伴う場合には、全身への影響を慎重に見極め、治療のタイミングや方法を個々の状況に合わせて判断することが重要です。また、疾患の内容によっては、無理に治療を進めるのではなく、症状が安定するまで待つ、段階的に治療を行うなど、柔軟な対応が求められることもあります。当院では、治療のメリットだけでなく、注意点や考えられるリスクについても分かりやすくご説明し、患者様に十分ご理解・ご納得いただいたうえで治療を進めることを大切にしています。全身疾患があるからといって、必ずしも歯科治療やインプラント治療が受けられないわけではありませんが、安全に治療を行うためには正確な情報共有と慎重な判断が欠かせません。その他の疾患をお持ちで歯科治療に不安を感じている方も、まずは現在の状態を確認することから始め、安心してご相談いただければと思います。

治療を受ける際のお願い

当院では、患者様に安全で安心できる歯科医療を提供するため、治療を受けていただく際にいくつかのお願いをしております。特にインプラント治療や外科的な処置を伴う治療、有病者治療においては、全身の健康状態や服薬状況を正確に把握することが非常に重要です。そのため、初診時や治療前には、現在治療中の病気、過去にかかった大きな病気、服用しているお薬の内容、アレルギーの有無などについて、できるだけ詳しくお知らせください。小さなことのように思われる情報であっても、治療計画や安全管理において重要な判断材料となる場合があります。また、体調に変化があった場合や、治療当日に発熱や強い疲労感、体調不良を感じている場合には、無理をせず事前にご相談ください。治療内容によっては、体調が安定している時期に延期した方が望ましい場合もあります。さらに、治療後には、担当医やスタッフからお伝えした注意事項やセルフケアの指示を守っていただくことが、治療結果を良好に保つために大切です。喫煙や飲酒、過度な運動などについて制限が必要な場合もありますので、不明な点があれば遠慮なくご質問ください。当院では、患者様と歯科医療スタッフが情報を共有し、協力しながら治療を進めることを大切にしています。安全で適切な治療を行うためにも、正確な情報提供と体調管理へのご協力をお願いいたします。